新型コロナウイルス感染拡大により、出張の際は今までとは異なる準備と手続きが必要になります。今回は、オーストラリア出張における出入国とビザについて紹介します。なお、規定や手続きは変更となる場合がありますので、必ずリンクにて最新情報をご確認ください。(※2023年6月現在の状況です。)
最低限満たさなければならないパスポートの有効期限というものはありません
オーストラリアへの入国やビザ申請の際、最低限満たさなければならないパスポートの有効期限というものはありません。しかし、一部の航空会社及び他国ではパスポートの残存期間が6か月以上残っていることを条件としているところもあるため、パスポートの残存期間は「6か月以上」あることが好ましいです。残存期間が足りない方はパスポートの切替の手続きが必要です。手続きが完了するまでに時間を要するので、出張が決まったら早めに手続きをしましょう。
日本国籍の方は、3ヵ月以内の観光や商用目的の入国には、渡航前にオーストラリアETAアプリを利用して、電子渡航認証(ETA)を申請する必要がございます。
Electronic Travel Authority (ETA 電子渡航許可)
オーストラリアETAアプリは、Apple Store(Apple)やGoogle Playストア(Android)から無料でダウンロードできます。申込方法は以下を参照ください。
ほとんどの場合、ETA申請の結果はすぐに通知されますが、出発の72時間前までに申請をしておくことが好ましいです。
ビザ申請手数料はかかりません。ただし、アプリケーション サービス料として 20 オーストラリア ドルがかかる場合がありますので、ご注意ください。
ETAは一度認証されると1年間もしくはパスポートの残存期間が短い方が有効期間となります。有効期間内であれば、オーストラリアへの複数回の渡航が可能です。
2022年7月6日より、渡航制限が変更になり、すべてのビザ保有者は、有効なビザを保持し、通常の国境入国要件をすべて満たしている限り、渡航免除を必要とせずにオーストラリアへ入国できるようになりました。
マスクの着用義務はありません。お客様ご自身で感染防止対策の観点から混雑時のマスク着用や手洗い・うがいなどの対策をお願いいたします。
日本に入国する全ての渡航者に対して行われていた水際対策が2023年4月29日から変更になりました。詳細は以下をご覧ください。
Visit Japan Webとは、入国手続き(検疫、入国審査、税関申告)をウェブでするサービスです。メールアドレスにて新規アカウント作成を行いログインし、利用者の情報、帰国の予定日の登録を行います。その後、下記の3つの手続きに必要な情報を登録しましょう。詳細は公式サイトをご覧ください。
・検疫(ファストトラック)
・入国審査(外国人入国記録) ※日本人と、再入国する外国人は不要です。
・税関申告(携帯品・別送品申告)
有効なワクチン証明書又は出国前検査証明書の提示は不要となりました。詳細は公式サイトをご覧ください。