日系企業進出数がヨーロッパ第1位であるドイツ(出典:外務省「海外在留邦人数調査統計」)。約1,800社の日系企業が進出しており、日本から出張する機会も多いのではないでしょうか。
今回は、そんなドイツに出張に行く際に確認しておきたいポイントをご紹介します。
目次
ビザ | 必要 ※免除規定有り |
パスポート | 残存期間:出国予定日から3か月以上 余白 :1ページ以上 |
その他 | 入国時に、予約済み出国航空券が必要 |
(※日本国籍の場合)
ドイツはシェンゲン協定加盟国のため、入国の際は以下の条件を満たす場合にビザの取得が免除されます。
※シェンゲン協定国内の滞在が180日間で90日以内であること
詳細については、ドイツ大使館のビザのページを参考にしてみてください。
2021年1月から導入開始予定のETIASとは、欧州渡航情報認証制度の電子認証システムです。アメリカでいうESTAのようなものになります。2020年1月時点では、当初の導入開始予定の2020年から1年延期されています。
導入が開始されると、シェンゲン協定国にビザ免除で入国する際は、事前にETIAS電子認証システムに申請することが必須となります。
詳細については、ETIASのサイトを参照ください。
シェンゲン協定国内では、最初の到着地で入国審査があり、最後の出国地で出国審査が行われます。パスポートの残存期間は、経由地を含めた最後のシェンゲン協定国を出国する日から3ヶ月以上が必要です。
また、1度の滞在が90日以内だとしても、シェンゲン協定国に過去180日間で合計90日間滞在実績がある場合は、入国できなくなるため注意が必要です。
備えあれば憂いなし、事前の準備で快適な出張を!
※本記事の掲載内容は、執筆または更新時点の情報であり、正確性や最新性については保証いたしかねます。