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【アメリカ編】出張前に見ておきたい!入国準備チェックリスト
投稿日:2019.05.10 / 最終更新日:2020.04.24

中国に次いで、日系企業進出数第2位であるアメリカ(出典:外務省「海外在留邦人数調査統計」)。多くの拠点がある分、日本からの出張者も多くなりますよね。
今回は、そんなアメリカに出張が決まった際に予め確認しておきたい、入国に向けた準備事項をご紹介します。

目次

  • ビザは必要?免除プログラムは?
  • パスポートで気を付けておくべきことは?
  • その他注意すべき点は?

ビザは必要?免除プログラムは?

まずは気になるのはビザです。
ビジネス目的での入国の場合、観光目的と違ってビザが必要となるケースが多いですが、アメリカはどうでしょうか。

結論としては、短期の出張であればビザ取得は不要です!
具体的には、滞在日数が90日以下であれば、ビザ免除プログラム(VWP)を利用することが可能となっています。
ビザ免除プログラムを利用するにはいくつかの条件がありますが、代表的なものをご紹介します。

  • 以下の国籍であること
VWP対象国
アンドラ
オーストラリア
オーストリア
ベルギー
ブルネイ
チリ
チェコ
デンマーク
エストニア
フィンランド
フランス
ドイツ
ギリシャ
ハンガリー
アイスランド
アイルランド
イタリア
日本
ラトビア
リヒテンシュタイン
リトアニア
ルクセンブルグ
マルタ
モナコ
オランダ
ニュージーランド
ノルウェイ
ポルトガル
韓国
サンマリノ
シンガポール
スロバキア
スロベニア
スペイン
スウェーデン
スイス
台湾
英国

(出典:米国ビザインフォメーションサービス

  • パスポートがEパスポート(ICパスポート)であること

日本では、2006年3月からICパスポートに切り替わっていますので、現在有効期限内のパスポートを保有であれば問題ないと思われます。

  • ESTA(電子渡航認証システム)が承認されていること

※2011年3月1日以降にイラク・イラン・スーダン・シリア・リビア・ソマリアまたはイエメンに渡航また滞在したことがある方、またはビザ免除プログラム参加国(上記表)の国籍と、イラン・イラク・スーダンまたはシリアのいずれかの国籍を有する二重国籍者は、ビザ免除プログラムを利用して渡米することはできませんので、念のためご確認ください。

  • 渡航目的が「商用」「観光/旅行」または「通過(トランジット)」であること

※公務の場合はビザ取得が必要となりますので、ご注意ください。

その他の詳細については、米国ビザインフォメーションサービスのwebサイトが参考になりますので、ぜひチェックしてみてください。

 

パスポートで気を付けておくべきことは?

次にパスポートです。
前述のとおりESTAの承認にはICパスポートが必要となりますが、それ以外では残存期間も念のため確認しておくとよいでしょう。(有効期限が切れていたら、市区町村の窓口へ走りましょう!)

ビザ免除プログラムを利用して入国する場合には、パスポート残存日数は90日以上であるほうが望ましいでしょう。もし90日未満しか残されていない場合には、必然的にその期間が最大滞在日数になってしまいます。
ビザを取得して入国する場合でも、パスポート残存日数が最大滞在日数になることは変わりありません!

 

その他注意すべき点は?

その他に確認しておくとよいのが、入国時の税関です。

アメリカへの入国に際して、機内で配布される税関申告書の記入と提出が必須となります。
この税関申告及び通関において注意しなくてはいけないのが、持ち込み禁止品です。
特に肉製品は、ブイヨン等のエキスの持ち込みが禁止されており、即席めんやカップめん、肉エキスを含むスナック菓子などもその対象となります。
知らずに持ち込むと、罰則もあり得るので気を付けましょう。

 

備えあれば憂いなし、事前の準備で快適な出張を!

 

※本記事の掲載内容は、執筆または更新時点の情報であり、正確性や最新性については保証いたしかねます。

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