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出張の準備:出張時の必要となる持ち物を紹介します

投稿日:2022.05.02 / 最終更新日:2025.04.10

海外出張の流れややるべきことについて知りたい方はこちら

初めての海外出張もこれで安心。出発前から帰国後までの一連の流れを解説

出張前に必ずやることの一つがパッキングです。パッキングにあたっては、何を持っていけばよいだろうと悩んだり、いざ出張してみると大事なものを忘れていたりと悩み事も多いと思います。

出張の持ち物は、事前にリストアップしておくと直前にバタバタすることなくおススメです。そこでこの記事では、出張に必要な持ち物について、短期出張・国内出張や国内出張・海外出張など条件ごとに整理して解説します。なお、巻末には持ち物チェックリストを記載しているので、是非ご活用ください。

出張の持ち物リストはシチュエーションで分ける

出張に行く際は、PCや名刺、交通機関のチケット、手土産など多岐に渡ります。また、海外出張ではパスポートが必要になるなど、出張の内容によっても必要なものは異なります。効率的に持ち物を整理するためには、それぞれの持ち物についてシチュエーションごとに必要性を明確にしておくと良いでしょう。分類するためのシチュエーションは以下の通りです。

仕事に必要な持ち物・生活に必要な持ち物

出張の持ち物の中には、PCや仕事の資料などの仕事に必要な物と財布や洗面用具など生活な必要なものに分かれます。仕事に必要な持ち物とは、普段使用している鞄の中に入っているものを想起すると良いでしょう。

一方で生活に必要な持ち物とは、財布や着替え、保険証などが対象になります。なお、出張日数によって必要な持ち物は異なってくるので気を付けましょう。

仕事に必要な持ち物と生活に必要な持ち物の例は以下の通りです。

仕事に必要な持ち物生活に必要な持ち物
・腕時計
・スーツ、ワイシャツ、靴下、鞄、ベルト、ネクタイ
・PCセット(電源アダプター、マウス)
・仕事の資料
・名刺
・筆記用具(ペン、メモ帳)
・社用の携帯電話・充電器
・手土産
・洗面用具、生理用品
・薬
・衛生用品
・化粧用品
・洗濯洗剤
・下着
・私服
・財布(現金、クレジットカード)
・個人のスマホ・充電器

 国内出張/海外出張で必要な持ち物

持ち物を区分するうえで最も一般的な区分が国内出張・海外出張になるかと思います。海外出張の場合、パスポートやWiFiルーター、海外旅行保険証書など固有の持ち物が必要になります。他方、海外に持ち込み禁止の持ち物があるので事前に確認しましょう。また、クレジットカード等については国内・海外いずれの場合でも必要になりますが、海外でのクレジットカード利用においてはスキミング等に気を付けましょう。

海外渡航時のご注意事項(日本クレジットカード協会)

国内出張で必要な持ち物と海外出張で必要な持ち物の例は以下の通りです。

国内出張に必要な持ち物海外出張に必要な持ち物
・パスポート、ビザ
・変換プラグ
・変圧器
・海外旅行保険の証書
・運転免許証
・健康保険証

 出張日数によって必要な持ち物

出張日数が増えると持ち物の量も種類も異なってきます。例えば、一週間以上の出張になると、プライベート用の私服が必要になったり、洗濯用洗剤など洗濯に必要な持ち物も必要になります。一方で一か月以上の長期出張になる場合は、洗濯用洗剤などは現地調達すればよく、必ずしも必要な持ち物にはなりません。

日帰り出張、1~2日の出張、一週間の出張、一か月の出張ごとに必要な持ち物リストを作るとよいでしょう。具体的な持ち物リストは以下の通りです。

日数必要な持ち物
3~4日・私服
・私用のタブレットなど余暇に利用する物
1週間・洗濯洗剤
・洗濯用ハンバー

 性別によって必要な持ち物

性別によって必要な持ち物が変わってくることがあります。例えば、男性であれば、髭剃り器やネクタイなどが必要であるのに対し、女性はストッキング、生理用品など特有の持ち物があります。基本的には日常で利用するものを想起すれば、必要な持ち物はリストアップできるでしょう。

性別による必要な持ち物の例は以下の通りです。

男性出張者に必要な持ち物女性出張者に必要な持ち物
・カミソリ、シェーバー
・シェービングフォーム
・複数のネクタイ
・ヘアセット用品
・化粧品
・生理用品
・室内用の防寒着
・ストッキング

出張に必要な持ち物リスト

出張に必要な持ち物リスト

上記のシチュエーションに分けて紹介した持ち物を一覧化します。それぞれの持ち物について、生活/仕事、国内/海外で分けています。ご自身の出張の内容に合わせて適宜ご活用ください。

持ち物生活/仕事国内/海外備考
移動手段や宿泊施設の予約確認書その他共通 
腕時計仕事共通 
スーツ、ワイシャツ、靴下、鞄、ベルト、ネクタイ仕事共通 
PCセット(電源アダプター、マウス)仕事共通 
仕事の資料仕事共通 
名刺仕事共通 
筆記用具(ペン、メモ帳)仕事共通 
社用の携帯電話・充電器仕事共通 
手土産仕事共通 
WiFi仕事海外 
洗面用具、生理用品生活共通 
生活共通 
衛生用品生活共通期間によって必要になる衛生用品は異なる。
化粧用品生活共通 
洗濯洗剤生活共通長期出張の場合は現地調達でよい
折り畳みハンガー生活共通長期出張の場合は現地調達でよい
折り畳み傘生活共通 
カミソリ、シェーバー生活共通 
ヘアセット用品生活共通 
下着生活共通 
私服生活共通 
スニーカー生活共通 
スリッパ、サンダル生活共通 
ストッキング生活共通女性向け
室内防寒着生活共通 
財布(現金、クレジットカード)生活共通 
個人のスマホ・充電器生活共通 
パスポート、ビザ生活海外 
変換プラグ生活海外
国によってコンセントのプラグは様々で全部で8種類あります。日本はAタイプで統一されていますが、数種類のタイプが混在して使われている国もあるのでマルチタイプの変換プラグが便利です。
変圧器生活海外
利用する電気製品の充電器やコードには対応電圧の表記があります。100~240Vに対応していれば変圧器は不要です。
海外旅行保険生活海外 
運転免許証生活国内 
健康保険証生活国内 

出張にあると便利な持ち物

出来る限り荷物は減らしたいものですが、慣れない出張生活はやはりストレスがかかるものです。限られた時間を有意義に過ごすためにあれば便利な持ち物を紹介します。

パスポートケース

パスポートケースには搭乗券や入国カード、ペンを挟むことが出来るタイプもあります。

エアー枕

機内では横になって眠ることが出来ないため、首を寝違えて痛めてしまうこともあります。ビーズクッション型もありますが、膨らますエアー型だと嵩張りません。気圧でパンクする可能性もあるので膨らましすぎないように気を付けましょう。

スリッパ、サンダル

海外では靴を脱ぐ文化が多くないためホテルにスリッパがないことが多いです。ホテルだけではなく、長時間のフライトでも重宝します。

寒さ対策のソックス、着圧ソックス

機内では冷えやむくみが気になります。締め付けがキツすぎないものを選びましょう。

アイマスク、耳栓、マスク

周りを気にせず機内で過ごしたい場合や、都市部のホテルで騒音や外気の悪さが気になる時にあると便利です。

領収証ケース

業務渡航では立替精算が発生しがちです。帰国後の社内申請で手間取らないように領収証の保管ファイルを作っておくと良いでしょう。

除菌スプレー、除菌シート

海外は日本ほど衛生管理がされていません。ポケットに忍ばせておきましょう。

水に流せるティッシュ

途上国や先進国でも地方など、衛生環境が整っていない地域では、トイレにティッシュが置いていないことが多々あります。有料で販売されていることもありますが、無人で購入できないこともあるので、都市部以外に訪問予定であれば必須アイテムと言えます。

モバイルバッテリー

日本のようにカフェで充電することはまず叶いません。ひとつは持っておきたいアイテムです。

ドライヤー、ヘアアイロン

ホテルによっては備え付けがなかったり、使いにくかったりします。持参する場合は、電圧が対応しているか必ず確認してください。海外の電圧に対応したドライヤーやヘアアイロンも家電量販店で販売されています。

洗濯用洗剤

小袋タイプの粉石鹼が販売されています。嵩張る衣類を減らしたり、出張期間が延長になった場合も対応できます。現地でも入手できますが、香りが強すぎたり、品質が心配なものもあるため持参するのが良いでしょう。

ハンガー、洗濯バサミ、物干しロープ

ハンガーは洗濯をしない場合も2、3本あると何かと便利です。

懐中電灯

先進国ではあまりありませんが、停電が繰り返し起こる場合があります。

エコバッグ、ビニール袋

荷物が増えた時やごみが出た時に使えます。海外ではごみ箱があまり設置されておらず、ごみの処分に困ってしまいます。

食品

現地の食べ物が口に合わなかったり、夜間の買い物や食事が困難な場合に役立ちます。

ドレスコードに対応した服装

高級レストランや寺院等、宗教上の理由で服装規定が設けられていることがあります。ドレスコードに違反していると入場を断られる可能性があるので、事前にリサーチしておきましょう。衣服だけではなく、靴やバッグまで対象となることもあります。観光地であれば、現地で調達することも可能でしょう。

日焼け止めクリーム

日差しが強い国もあり、火傷状態になることもあります。現地で販売されているものは肌に合わない可能性もあるので日本で購入しましょう。

虫除けスプレー

暑い気候の国では都市部でも虫が多く発生しています。マラリア等の感染症対策に必ず持参しましょう。

 

まとめ

出張に必要な持ち物とあると便利な持ち物について解説しました。業務渡航ではプライベートの旅行の荷物に追加で仕事関連の持ち物も増えます。海外では盗難のリスクもあがるため、貴重品や業務関連のアイテムは分散して持っておく、予備を多めに用意しておくなどリスク対策も意識する必要があるでしょう。

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