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JALオンラインとは?JALの法人契約サービスの利用手順やプランについて解説 
投稿日:2022.12.01 / 最終更新日:2023.09.27

JALオンラインとは?JALの法人契約サービスの利用手順やプランについて解説

 出張の際に飛行機を使う企業も多いのではないでしょうか。特にいつも同じ路線や時間帯を使う場合は、使い勝手やマイレージ加算の点からJAL(日本航空)を好んで使われている出張者もいらっしゃると思います。利用回数が多い分、お得に手配したり、スムーズな予約、事務処理が出来れば嬉しいですよね。そこで本記事では日本航空が提供している国内航空券(JALオンライン)と海外航空券(JALコーポレートフライトメリット)の法人契約サービスについて解説します。

【国内線法人契約】「JALオンライン」とは

JALオンライン

JALオンラインとは、日本航空が法人向けに提供しているネット予約サービスです。法人契約を結ぶと専用運賃や企業一括精算、限定キャンペーン等を利用することが可能です。

JALオンラインは国内線限定のコーポレートサービスとなり、国際線のコーポレートサービスは後述します。

参考:国内線 法人向け国内出張手配サポート「JALオンライン」

JALオンラインの特徴

JALオンラインには一般消費者向け予約サービスとは異なる特徴があります。

法人専用運賃

専用運賃(eビジネス)は、一般料金よりもお得な運賃設定となっています。変更手数料はかからず、急な予約変更であっても何度でも変更が可能な出張向きの運賃です。

JALオンラインの運賃について

複数の精算方法

JALへの直接支払や旅行代理店への支払、クレジットカード精算など、複数の精算方法が用意されています。

限定キャンペーンの実施

期間限定や条件を満たした場合に、普通席と同額でクラスJを利用することが出来るといった限定キャンペーンを実施していることがあります。

そのほかにもレポート機能や英語対応、宿泊やレンタカー予約が可能である等、管理部門にも出張者にも嬉しい機能が充実しています。

JALオンラインに入会するメリット

24時間365日予約・発券が可能

オンラインで24時間365日予約と発券が可能になります。営業時間や休日の影響を受けないため、突然の出張や変更にも対応できます。

出張コストの削減

専用運賃でのお得な購入による直接的な旅費削減が見込めます。変更手数料も発生しないため、通常よりも航空券にかかる負担を抑えることが出来ます。

出張工数の削減

オンライン予約によるデータ管理の効率化、一括精算による仮払いや立替精算の手続きの削減が見込めます。また出張で起こりがちな急な予定変更もオンラインで変更出来るので出張者の負担を減らすことが出来ます。

JALオンラインへの入会方法

JALオンラインへの入会は精算方法によって手順が異なります。精算方法別の入会の流れは次の通りです。

JAL精算タイプ

利用代金を直接JALへ支払う精算タイプです。請求は原則として月末締/翌月末支払いとなります。

インターネット申込み→審査→契約→利用開始という案内になり、利用開始まで2~3週間の日数がかかります。

旅行会社精算タイプ

利用代金を指定の旅行会社へ支払う精算タイプです。請求タームや申込手順は旅行代理店によって案内が異なります。

旅行代理店であればどの会社でも良いわけではなく、JALと国内線旅客取扱代理店契約を締結している旅行会社でなければなりません。

法人クレジットカード・ビジネスデビットカード精算タイプ

レポートなどの管理機能を利用した企業全体で利用の場合と個人で利用の場合の2種類があります。請求タームや申込手順は旅行代理店によって案内が異なります。詳細は希望するカード会社に問い合わせましょう。

個人クレジットカード精算タイプ

利用代金を個人クレジットカードで精算する形式で、法人契約が必要です。

インターネット申込み→審査→契約→利用開始という案内になり、利用開始まで2~3週間の日数がかかります。

【国際線法人契約】「JALコーポレートフライトメリット(JCFM)」とは

JCFM

JALコーポレートフライトメリット(JCFM)とは、日本航空が法人向けに提供している国際線予約サービスです。法人契約を結ぶとポイントプログラムやキャンペーン運賃等を利用することが可能です。JCFMは国際線限定のコーポレートサービスとなります。

参考:JCFM – JAL国際線

JALコーポレートフライトメリット(JCFM)の特徴

JCFMには一般消費者向け予約サービスとは異なる特徴があります。

利用実績に基づいたポイントプログラムまたは割引運賃の適用

5万円の利用につき1ポイント(=1,000円相当)と引き換えるか、利用額に応じた割引運賃の適用を受けるかを選択することができます。

ポイントプログラムではギフト券や送迎・機内Wi-Fiサービス、ビジネス講座の受講などが提供されており、福利厚生の一環として利用できるでしょう。

割引運賃の適用であれば、高価になりがちな国際線の航空券代金を削減でき、旅費削減に繋げることが可能です。

共同運航便(コードシェア便)の適用

JAL運航のフライトだけでなく、コードシェア便もJCFMの対象となります。JAL便名で発券した予約のみが適用される点は注意しましょう。

マイレージプログラムは別加算

JCFMの特典は個人に付与されるマイレージプログラムとは別加算となっています。これにより、一般予約よりもお得感があるでしょう。

入会金・年会費無料

初期費用や管理費がかからないため、導入しやすいでしょう。

出張管理機能はなし

国内向けのJALオンラインとは異なり、出張管理機能は付いていません。海外出張の出張管理を行いたい場合は、クラウドBTM(ビジネストラベルマネジメント)サービスの利用を検討しましょう。

※JAL国際線の精算については、JAL PassAgeが用意されています。詳細は以下をご覧ください。

参考:法人のお客さま向け国際線航空券購入精算システム JAL PassAge Corporate Plan

JALコーポレートフライトメリット(JCFM)の利用するメリット

割引運賃の航空券の購入が可能になる

年間の利用実績に応じて2~5%が割引された航空券を購入することが可能です。旅費削減へのインパクトは大きいでしょう。

ポイントプログラムは実績に上限なしでかなりお得

割引運賃の適用では最大の割引率が5%なのに対し、ポイントプログラムは実績を積み重ねた分だけポイントが加算されます。年間の利用額が多い場合は、ポイントプログラムの方がお得感があるかもしれません。

年間利用額が少額でも利用が可能

一部の旅行関連サービスでは、一定の利用が見込めないと審査に通らない、申し込めるプランに制限が付く等のハードルがありますが、JCFMでは日本に事務所がある法人であれば基本的に利用が可能となっています。

JAL便名であれば他社運航便でも利用実績の対象

JALのみの利用だと運航路線や時間帯に限りがありますが、コードシェア便も含めると世界中へアクセスが可能になります。そうした共同運航便もJAL便名で手配出来れば、実績の対象となります。

個人に付与されるマイレージプログラムは別途加算される

JCFMでの予約は、通常の航空券手配の時と同様に個人に付与されるマイレージも加算されます。出張者個人の満足度を落とすことがないので、企業と出張者双方にとって利用する価値があります。

JALコーポレートフライトメリット(JCFM)の利用するには

JCFMを利用するには法人の登録が必要です。利用条件や手順は以下の通りです。

JCFMの登録手順

①JCFM申込ページから必要情報を入力し、入会を申し込む。

②申込から7営業日前後に利用案内が届く。

③登録手続き完了。

参加資格

日本に事務所のある法人、官公庁、自治体であること。旅行会社、旅行業に従事する法人、法人登録のない個人事業主でないこと等が条件となっています。

まとめ

ここまでJALの国内および海外のコーポレートサービスについて解説しました。いずれも初期費用や管理費用がかからず、お得に利用できるため導入しやすいでしょう。一方で出張管理や精算面では、JAL利用以外の出張とは別管理になってしまうという課題が残ります。BTM(ビジネストラベルマネジメント)サービスと併用することで解決することも可能なので、利用規模や出張ルールといった自社の運用に合わせた最適なサービスを検討してみてはいかがでしょうか。

ANAのコーポレートサービスについては以下をご覧ください。

ANA Bizとは?ANの法人向けサービスの利用手順やプランについて解説

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