今回は、トルコ出張における出入国とビザについて紹介します。なお、規定や手続きは変更となる場合がありますので、最新情報は下記のリンク等にて確認しましょう。(※2024年4月現在の状況です。)
トルコへの入国制限は解除されています。
ワクチン接種証明書の提示や隔離措置などの規制はありません。
日本とトルコの間には査証免除取極があり、観光や会議への出席などを目的とする3か月以内の短期滞在については査証は不要です。
日本国籍の方の、出張・観光を目的とした90日以内の短期滞在はビザは不要ですが、滞在が90日を超える場合、各県の移民局に対し、滞在許可証(イカメット)を申請する必要があります。
在イスタンブール日本国総領事館|トルコ滞在許可証(イカメット)
日本国籍の方は、トルコ入国時にパスポートの残存有効期間が150日以上必要です。150日未満の場合、フライト搭乗を拒否されたり、搭乗出来た場合でも、トルコ到着後に入国拒否されるおそれがあります。残存期間が少ない場合は、早めにパスポートの更新をしましょう。
トルコへは、入国審査→預け荷物受け取り→税関申告 の流れで入国となります。
飛行機を降りたら、「Arrival(到着)」の案内板に従って「Immigration(入国審査)」へ。
外国人ブースの列に並び、審査官にパスポートを提示して審査を受けます。
日本出発の際に手荷物を預けた人は、自分が乗ってきた飛行機の便名が表示されたターンテーブルで受け取ります。
荷物を受け取ったら、税関を通過します。所定の金額以上の現金を持ち込む場合や、禁止・制限品を所持している場合は、申告が必要です。
トルコの主要な空港には、ヨーロッパ側にあるイスタンブール空港(IST)とアジア側にあるサビハ・ギョクチェン空港(SAW)の2つです。
イスタンブール空港は、今までイスタンブールの主要空港として活用されていたアタテュルク国際空港が、収容能力不足となったため新しくできた空港です。この空港は、2018年10月に運用開始し、2019年4月に全面開港したトルコ最大の国際空港です。
サビハ・ギョクチェン空港は、空港名はトルコ初の女性飛行士で初代大統領ケマル・アタテュルクの養女であったサビハ・ギョクチェンにちなんで名付けられています。
公式|Istanbul Sabiha Gokcen International Airport
これらの空港は、イスタンブールの交通網の重要な一部を形成しています。どちらの空港も、国内外の多くの都市への便があり、旅行者やビジネスマンにとって重要なハブとなっています。
エアポートバス『Havaist(ハバイスト)』は快適で安く市街地へ移動できるので便利です。Havaistは空港とイスタンブール市内を全11路線で結んでおり、イスタンブール滞在の中心となる観光地や郊外の住宅街まで、約60分〜90分程度でアクセスができます。乗車料金は行き先に応じて異なります。
イスタンブール新空港から市内までは、地下鉄で移動できます。地下鉄移動のメリットは市内まで最安で移動できることと、渋滞に巻き込まれることがないので、移動時間が読みやすいことです。
空港から市内までは行き先によって値段が違います。なお、タクシーから降車時にクレジットカードにて乗車賃を支払ったところ、事後、請求額より高額な乗車賃が引き落とされる詐欺事案が発生しているので、乗車時は注意しましょう。
在イスタンブール日本国総領事館|イスタンブールにおけるタクシー料金詐欺の発生
日本に入国する全ての渡航者に対して行われていた水際対策が2023年4月29日から変更になりました。詳細は以下をご覧ください。
Visit Japan Webとは、入国手続き(検疫、入国審査、税関申告)をウェブでするサービスです。メールアドレスにて新規アカウント作成を行いログインし、利用者の情報、帰国の予定日の登録を行います。その後、下記の3つの手続きに必要な情報を登録しましょう。詳細は公式サイトをご覧ください。
・検疫(ファストトラック)
・入国審査(外国人入国記録) ※日本人と、再入国する外国人は不要です。
・税関申告(携帯品・別送品申告)
住所: 〒150-0001 東京都渋谷区神宮前2-33-6
住所:Japonya Buyukelciligi,
Resit Galip Caddesi No. 81, Gaziosmanpasa, 06680, Cankaya, Ankara, Türkiye
住所:Esentepe Mah. Buyukdere Cad. No:209, Tekfen Tower Kat:10, Sisli, 34394 Istanbul, Turkey