出張支援クラウド「BORDER」を運営するボーダー株式会社、
資金調達を実施
~出張手配・管理に関する開発強化へ~
出張支援クラウド「BORDER」を運営するボーダー株式会社(本社:東京都渋谷区、代表取締役:細谷智規)は、三井住友海上キャピタル株式会社が運営する、MSIVC2021V投資事業有限責任組合、合同会社PKSHA Technology Capitalとスパークス・AI&テクノロジーズ・インベストメント株式会社が共同運営する、PKSHA SPARXアルゴリズム1号投資事業有限責任組合を引受先とした約1.2億円の第三者割当増資を実施したことをお知らせいたします。当該資金調達により、累計調達額は5億円を超えたことをお知らせします。
新型コロナウイルスの感染拡大に伴う移動制限も解除され、ビジネスを目的とした国内外の移動が再開しました。出張の再開に伴い、企業は適切な出張手配・管理の在り方を検討しています。
ニューノーマル時代の出張では、出張業務の効率化はもちろんのこと、出張の費用対効果や出張者の安全確保など、対応すべき事項は多岐に渡ります。これらを従来型の手配・管理体制で対応することは難しく、出張業務のDX化が求められています。
ボーダーは、こうした課題を解決すべく、企業の皆様に、クラウド上で出張手配の管理ツール「BORDER」を提供しています。弊社サービスの導入により、以下のような効果が得られています。
今後も上記の活動を丁寧に行っていくことに変わりはありませんが、今回の資金調達により、ChatGPTなどに代表されるAI技術の取り込みなど、技術面での強化を進めていきたいと考えています。
具体的には下記の活動に注力致します。
三井住友海上キャピタル株式会社 投資開発 プリンシパル 細井健太郎
コロナ後の出張需要が回復する中、インフレにより航空運賃やホテル宿泊費が上昇し、企業にとり出張コスト削減ニーズが高まっています。一方、出張者にとり出張手配や費用精算は依然として厄介な作業が残っています。
同社の出張業務支援クラウド「BORDER」は、企業および社員の双方が抱えるこうした課題解決に役立つサービスであり、コロナ禍により出張件数が低迷していた時期においても多くの企業・出張者から好評を得て新規ユーザー数を着実に獲得した実績を誇ります。
今回の当社からの追加投資により、ボーダー社の優れたシステムがより多くの企業に採用され、ボーダー社の成長が一層加速すると確信しております。
PKSHA SPARXアルゴリズム1号 韓相鉉
法人出張という巨大なマーケットを改善できるプロダクト力と知能化の適用による成長可能性、コロナ禍という空前絶後の危機状況を粘り強く耐えてきた細谷社長の情熱と根性、そして次々と現実化してゆくボーダー社のビジョンに魅了され、本ラウンドに参加させていただくこととなりました。
ボーダー社の伴走者として、ともに事業の成長にコミットしていきたいと思っています。
出張マーケットを主軸とする弊社は、新型コロナウイルスの感染拡大により厳しい時期が続きましたが、皆様のご支援のもと再度成長フェーズを迎えることができました。
ニューノーマル時代により、リモートワークやウェブ会議が一定浸透しました。しかしその一方で、対面が生み出すビジネス上の価値も再考されています。今後は、両者を上手に使い合わせていく企業も多いと思います。
ハイブリッドな働き方が浸透するにつれて出張手配や管理は複雑になり、出張者や出張を管理する立場の方々にとっては考えなければならない要素が増えることになります。
ボーダーは、新しい働き方を推進するために、出張という観点から企業が本業に集中できるよう、出張の手配や管理に関する負担をゼロに近づける努力をこれからも継続して行きたいと思います。
引き続きご支援のほど宜しくお願い申し上げます。
2016年6月にサービス開始した「BORDER」は、出張を管理している総務部門を中心に600以上の組織が利用している出張支援クラウドです。旅行スタッフへと随時相談できるチャット機能と出張者によるセルフブックシステムを兼ね備えることで不慣れな出張・行き慣れた出張の双方に対応が可能な予約システムと、それらの出張データを蓄積・可視化した管理システムを提供しています。
社名 ボーダー株式会社
所在地 〒150-0013 東京都渋谷区恵比寿1-18-5
設立 2014年8月
代表者 代表取締役社長 細谷智規
URL https://border.co.jp/
事業内容 出張支援クラウド「BORDER」の企画・開発・運営・販売