新型コロナウイルス感染拡大により、出張の際は今までとは異なる準備と手続きが必要になります。今回は、シンガポール出張における出入国とビザについて紹介します。なお、規定や手続きは変更となる場合がありますので、必ずリンクにて最新情報をご確認ください。(※2023年1月現在の状況です。)
パスポートの残存期間が「6ヶ月以上」ある事が条件となります。残存期間が足りない方はパスポートの切替の手続きが必要です。手続きが完了するまでに時間を要するので、出張が決まったら早めに手続きをしましょう。
パスポートについて詳細を知りたい方はこちらをご覧ください。
日本国籍の方は、30日以内の観光や商用目的の入国には、ビザの申請は必要ありません。
詳細は以下をご覧ください。
「海外渡航用」ワクチン証明書をご用意ください。
現在、13歳以上の渡航者は、シンガポール行きのフライト搭乗前に新型コロナウイルスワクチン接種を完了した証明を提示する必要があります。
日本で発行されたワクチン接種証明書は、以下のいずれかに該当するものが有効です。
①政府または地方公共団体発行の「新型コロナウィルス感染症予防接種証明書」
②地方公共団体発行の「新型コロナウイルスワクチン予防接種済証」
③医療機関等発行の「新型コロナワクチン接種記録書」
シンガポールに到着する 2 週間前にワクチンを摂取し、かつ予防接種の証明を提示できる条件を満たす場合に限り、検査や検疫なしでシンガポールに入国できます。詳細については必ずシンガポール政府機関のサイトを確認しましょう。
厚生労働省|新型コロナウイルス感染症 予防接種証明書(接種証明書)
・市町村の窓口で交付される書面の接種証明書を用意する方は、発行までにお時間がかかる場合があります。出張が決まったら早めに申請しましょう。
・ワクチン未接種の場合は、基本的に航空会社より搭乗が拒否されます。
渡航者はシンガポール到着の3日前にSG入国カード(電子入国カード)と電子健康申告書の登録が必要です。SG入国カードはビザではありませんのでご注意ください 。
シンガポール入国管理局|電子健康宣言付きSG到着カード(SGAC)
シンガポールでは、2022年8月29日以降マスク着用規定が変更されました。既に屋外でのマスク着用が任意となっていましたが、屋内でも同様になりました。ただし、駅やバス停を含む公共交通機関、医療機関はマスク着用が推奨されています。また、観光地、空港など、混雑した場所などを訪れる場合は感染対策としてマスクの着用をおすすめします。
現在、新型コロナウイルス感染拡大防止のため、日本に入国する全ての渡航者に対して水際対策をしています。必ず最新情報を確認し、必要な手続きをしましょう。
Visit Japan Webとは、入国手続き(検疫、入国審査、税関申告)をウェブでするサービスです。メールアドレスにて新規アカウント作成を行いログインし、利用者の情報、帰国の予定日の登録を行います。その後、下記の3つの手続きに必要な情報を登録しましょう。詳細は公式サイトをご覧ください。
・検疫(ファストトラック)
・入国審査(外国人入国記録) ※日本人と、再入国する外国人は不要です。
・税関申告(携帯品・別送品申告)
有効なワクチン接種証明書(3回以上の接種)を保持する場合、出国前検査の陰性証明書は不要です。ワクチン接種証明書又は検査証明書のいずれも提示できない方は、原則として日本への上陸が認められません。詳細は公式サイトをご覧ください。
その他、水際対策におけるよくある質問は以下をご覧ください。