新型コロナウイルス感染拡大により、出張の際は今までとは異なる準備と手続きが必要になります。今回は、韓国出張における出入国とビザについて紹介します。なお、規定や手続きは変更となる場合がありますので、必ずリンクにて最新情報をご確認ください。(※2023年3月現在の状況です。)
パスポートの残存期間が「3ヶ月以上」あること
パスポートの残存期間が「3ヶ月以上」あることが条件です。残存期間が足りない方はパスポートの切替の手続きが必要です。手続きが完了するまでに時間を要するので、出張が決まったら早めに手続きをしましょう。
日本国籍の方は観光や商用等、90日以内の短期滞在目的で韓国に入国する場合、ビザは不要
日本国籍の方は、日本国籍の方は観光や商用等、90日以内の短期滞在目的で韓国に入国する場合、ビザなしで入国することができます。ただし、入国前(航空機・船舶搭乗の72時間前まで)に「電子旅行許可制(K-ETA)」の登録が必要です。詳細は以下をご覧ください。
在大韓民国日本大使館|韓国入国の際の査証(ビザ)免除措置の再開
K-ETAとは、韓国に無査証で入国が可能な国籍者を対象として、出発前に事前にK-ETA公式サイトにアクセスし、必要情報を入力して旅行許可を受ける制度です。詳細は以下をご覧ください。
在大韓民国日本大使館|韓国入国の際の査証(ビザ)免除措置の再開
在大韓民国日本大使館|K-ETA申請マニュアル(韓国観光公社作成)
K-ETAは航空機及び航空機・船舶搭乗の72時間前までに登録申請が必要です。
K-ETAの申請には韓貨1万ウォンが必要です。支払い方法はクレジットカードです。クレジットカードの種類はMasterCard、VISA、American Express、JCBなど海外決済が可能なものです。
K-ETAは一度認証されると2年間有効です。有効期間内であれば、韓国への複数回の渡航が可能です。ただし、有効期間が残っていたとしても、姓名、性別、生年月日、国籍、パスポート情報、犯罪経歴、感染情報に変更が生じた場合は再度申請が必要です。
韓国政府は、2022年9月3日から韓国入国前のコロナ陰性証明書の提出義務を中断すると発表しました。また、これまで義務化されていた韓国入国後24時間以内のPCR検査も2022年10月1日から中断しました。
Q-code(検疫情報事前入力システム)とは、韓国入国時にかかる検疫調査時間を短縮し、海外入国者の便宜を図るためのシステムです。韓国入国前に、「検疫情報事前入力システム(Q-code)」にアクセスし、人定事項や滞在情報、検疫に関する情報を事前に入力しておくと、入国時の検疫がスムーズになります。詳細は以下をご覧ください。
韓国政府は2023年3月20日から、屋内外だけでなく、バスや地下鉄などの公共交通機関でのマスク着用義務を解除しました。ただし、混雑時間帯の公共交通機関の利用者や症状がある人については、積極的にマスクを着用するよう勧告しています。
駐日韓国大使館(KOREA.net)|公共交通機関でのマスク着用義務 20日から解除へ
現在、新型コロナウイルス感染拡大防止のため、日本に入国する全ての渡航者に対して水際対策をしています。必ず最新情報を確認し、必要な手続きをしましょう。
Visit Japan Webとは、入国手続き(検疫、入国審査、税関申告)をウェブでするサービスです。メールアドレスにて新規アカウント作成を行いログインし、利用者の情報、帰国の予定日の登録を行います。その後、下記の3つの手続きに必要な情報を登録しましょう。詳細は公式サイトをご覧ください。
・検疫(ファストトラック)
・入国審査(外国人入国記録) ※日本人と、再入国する外国人は不要です。
・税関申告(携帯品・別送品申告)
有効なワクチン接種証明書(3回以上の接種)を保持する場合、出国前検査の陰性証明書は不要
有効なワクチン接種証明書(3回以上の接種)を保持する場合、出国前検査の陰性証明書は不要です。ワクチン接種証明書又は検査証明書のいずれも提示できない方は、原則として日本への上陸が認められません。詳細は公式サイトをご覧ください。
その他、水際対策におけるよくある質問は以下をご覧ください。