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【2025年最新】イギリス出張・入国完全ガイド|ビザ要件からETA申請まで解説

投稿日:2023.11.27 / 最終更新日:2025.12.21

イギリス出張の概要

イギリスは世界屈指の金融センターであるロンドンを筆頭に、製造業やテクノロジー産業の拠点が点在する、日本企業にとって極めて重要なビジネスマーケットです。

近年のイギリス出張では、EU離脱後の入国審査の変更や、デジタル化された検疫・ビザ制度など、最新の渡航ルールを正しく理解しておくことが、スムーズなビジネス遂行の鍵となります。

まずは、主要な目的地と、渡航前に必ず確認すべき基本要件を整理しましょう。

ビジネス渡航で想定される主な都市・空港

イギリス出張において、主要なゲートウェイとなる空港と、ビジネスの拠点となる都市は以下の通りです。

都市主な産業・役割利用される主な空港
ロンドン金融(シティ)、テック企業、官公庁が集まる中心地。ガトウィック空港(LGW):欧州域内便が豊富。
ロンドン金融(シティ)、テック企業、官公庁が集まる中心地。ガトウィック空港(LGW):欧州域内便が豊富。
バーミンガム製造業、自動車産業の中心地。展示会会場(NEC)も有名。バーミンガム空港(BHX)
マンチェスター北部の経済拠点。メディア、IT、スポーツビジネスが盛ん。マンチェスター空港(MAN)
エディンバラスコットランドの首都。金融、エネルギー産業の本拠地。エディンバラ空港(EDI)

ロンドン市内への移動は、ヒースロー空港から「ヒースロー・エクスプレス」を利用するのが最も効率的ですが、近年は「エリザベス・ライン」の開通により、シティ方面へのアクセスも格段に向上しました。目的地に合わせて最適な交通手段を事前に選定することが、出張者の負担軽減に繋がります。

出張者が事前に押さえるべきポイント(ビザ、パスポート、有効期限など)

1. パスポートの残存有効期間

イギリス入国から帰国時まで有効なパスポートが必要です。ただし、不測の事態(フライトキャンセルや滞在延長)に備え、「6ヶ月以上」の有効期限が残っている状態での渡航を強く推奨します。

2.ビザ(査証)の要否 

日本国籍のパスポート保持者が、会議、商談、視察などの一般的なビジネス目的で短期滞在(6ヶ月以内)する場合、事前のビザ取得は原則不要です(Standard Visitor Visaの枠組み)。ただし、現地で報酬を得る業務や、長期就労を行う場合は適切な就労ビザが必要です。

3.eゲート(自動入国ゲート)の利用 

日本のICパスポート保持者は、主要空港でeゲート(ePassport gates)を利用できます。これにより、入国審査官との面談なしでスムーズに入国可能ですが、システムエラーや特定の条件により有人カウンターへ誘導されるケースに備え、「英文の出張証明書(派遣状)」「帰国の航空券」を即座に提示できるよう準備しておくのがビザトラブルを防ぐ鉄則です。

日本人出張者のビザ要件

日本国籍の出張者がイギリスへ渡航する場合、「6ヶ月以内の短期滞在」かつ「許可されたビジネス活動」であれば、事前のビザ(査証)取得は不要です。

しかし、2025年1月8日より、ビザが免除されるすべての日本人渡航者に対し、電子渡航認証(ETA)の取得が完全義務化されました。 これを忘れると、日本出発時のチェックインすら拒否されるため、管理者の方は特に注意が必要です。

1. 【2025年最新】電子渡航認証「ETA」の義務化

これまではパスポートのみで入国できましたが、現在は渡航前にオンラインで「ETA(Electronic Travel Authorisation)」を申請し、承認を得る必要があります。

  • 対象者: ビザを持たずにイギリスへ入国するすべての日本人(乳幼児含む)
  • 申請費用: 16ポンド(2025年4月9日改定後の料金)
  • 有効期間: 2年間(またはパスポートの有効期限まで)
  • 審査期間: 通常3営業日以内(余裕を持って渡航の2週間前には申請を推奨)

【管理者のチェックポイント】

 ETAは一度取得すれば期間内なら何度でも渡航可能です。ただし、パスポートを更新した場合は、古いパスポートに紐付いたETAは無効になります。出張者のパスポート更新タイミングと重ならないか必ず確認してください。

2. ビザなし(ETAのみ)で認められるビジネス活動

「商用目的」として認められる活動範囲は意外と広く設定されています。以下の範囲内であれば、Standard Visitor(短期訪問者)として入国可能です。

  • 会議、商談、契約交渉、署名
  • サイト訪問(工場見学や視察など)
  • カンファレンスやセミナーへの出席
  • 社内研修への参加(英国内の拠点でのトレーニングなど)
  • 投資情報の収集、市場調査

3. 別途「就労ビザ」が必要になるケース(要注意)

以下の活動が含まれる場合は、短期滞在であっても「就労」とみなされ、別途ビザが必要になる可能性が高くなります。判断が難しい場合は、専門家や大使館への確認が必要です。

  • 現地で報酬を得る活動: 英国内の企業から直接給与や報酬を受け取る場合。
  • 実務作業の遂行: 単なる会議ではなく、現地のラインに入っての作業や、ソフトウェアの実装作業など。
  • 6ヶ月を超える滞在: プロジェクトの長期化などで滞在が半年を超える場合。

4. 入国審査をスムーズにする「出張証明書」の準備

日本のパスポート保持者は「eゲート(自動ゲート)」を利用できるため、審査官と話す機会は減っています。しかし、機械の故障やランダムピックアップで有人カウンターに回された際、「不法就労の疑い」を持たれないための備えが不可欠です。

以下の内容を記載した英文の「出張証明書(Letter of Assignment)」を1枚持参してください。

  • 渡航の具体的な目的(会議名や訪問先企業名)
  • 滞在期間と宿泊先
  • 給与は日本の会社から支払われ、英国内で報酬を得ないことの明言
  • 帰国後の職務復帰の保証

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渡航前チェックリスト(企業・出張者向け)

イギリス出張の準備は、大きく「公的書類の不備をなくすこと」と「現地のビジネス環境に合わせること」の2フェーズに分かれます。

1. 【管理者・企業向け】コンプライアンス&安全管理

企業側は、出張者が現地でトラブルに巻き込まれたり、入国拒否されたりするリスクを最小限に抑える義務(安全配慮義務)があります。

  • ETA(電子渡航認証)の申請・確認: 2025年より必須。承認済みの控えを出張者と共有してください。
  •  英文出張証明書(Letter of Assignment)の発行: 入国審査での不法就労疑いを避けるための必須書類です。
  • 海外旅行保険の加入: イギリスの医療費は高額です。会社の包括契約がある場合も、被保険者証のコピーを出張者に持たせてください。
  • 緊急連絡網の整備: 24時間連絡が取れる体制と、現地の日本大使館・領事館の連絡先を共有します。
  • 決済手段の確保: コーポレートカードの有効期限確認、または現地のキャッシュレス事情(後述)に合わせた経費精算ルールの再徹底。

2. 【出張者向け】機内持ち込み・必携品

入国審査や移動をスムーズにするため、以下のものは必ず「手荷物」に入れてください。

  • パスポート: 帰国時まで有効なもの(残存6ヶ月以上が望ましい)。
  • Eチケット(控え): 往復分。入国時に「帰りの便」を確認されることがあります。
  • 宿泊先の予約確認書(英文): eゲート利用時でも、抜き打ち検査で提示を求められます。
  • 英文の出張証明書: 会社名、目的、滞在先、給与の源泉が日本である旨が記載されたもの。
  •  変換プラグ(BFタイプ): イギリスは3ピンのBFタイプとなります。

3. 【現地仕様】ビジネス&生活の準備

イギリス独自のビジネス習慣やインフラに対応するための準備です。

  • コンタクトレス決済対応のカード: イギリス(特にロンドン)は超キャッシュレス社会です。

VisaやMastercardの「タッチ決済(コンタクトレス)」、またはApple Pay/Google Payが必須です。

公共交通機関(地下鉄・バス)もこれらで乗車します。

  • 名刺(多めに): 日本ほど頻繁ではありませんが、最初の面談では必要です。
  • 常備薬: イギリスの薬は成分が強い場合があるため、使い慣れたものを持参してください。
  • 変圧器の要否確認: イギリスは230Vです。PCやスマホの充電器は「100-240V」対応なら変圧器不要(変換プラグのみでOK)ですが、私物のドライヤーなどは注意が必要です。

【通信環境について】 ロンドン市内のWi-Fi環境は整っていますが、移動中の地図確認やタクシー(Uber/Free Now)の手配を考えると、eSIMの事前設定が最も効率的です。

物理SIMの差し替えが不要なため、紛失リスクを抑えられます。

イギリス入国手続きの流れ(到着空港での動き方)

1. 入国審査(Passport Control)

日本のICパスポート保持者(10歳以上)は、原則として自動化ゲート「eゲート(ePassport gates)」を利用できます。

  • eゲートの利用手順:
    1. 案内表示に従い「ePassport gates」の列に並ぶ。
    2. パスポートをカバーから外し、顔写真ページをスキャナーにかざす。
    3. カメラに顔を向け、本人認証を行う(帽子、サングラス、マスクは外す)。
    4. 認証が完了すればゲートが開き、入国スタンプなしで通過可能です。
  • 有人カウンターへ誘導されるケース:
    機械で顔認証がうまくいかない場合や、ランダムなチェックで有人カウンターへ誘導されることがあります。その際は、審査官から「滞在目的」「滞在期間」を英語で聞かれます。焦らず、前述の「英文出張証明書」を提示してください。

【注意】入国スタンプが必要な場合

eゲートを利用するとパスポートにスタンプが押されません。経理上の理由等でスタンプが必要な場合は、あえて有人カウンターに並び、審査官に「I would like an entry stamp, please.」と依頼する必要があります。

2. 預け手荷物の受け取り(Baggage Reclaim)

掲示板で搭乗便のターンテーブル番号を確認し、荷物をピックアップします。万が一、荷物が出てこない(ロストバゲージ)場合は、近くの「Lost Luggage」カウンターへ行き、航空券の半券(バゲージタグ)を提示して手続きを行ってください。

3. 税関検査(Customs)

手荷物を受け取ったら、以下の3つの通路のいずれかを通って出口へ向かいます。

  • 緑の通路(Green Channel): 申告するものがない場合。
  • 赤の通路(Red Channel): 免税範囲を超える物品や、商業用サンプル、10,000ポンド相当以上の現金を持っている場合。
持ち込み制限・注意点詳細
食品の持ち込み日本から肉製品(レトルト、カップ麺の具材含む)や乳製品を持ち込むことは、原則として禁止されています。
商業用物品サンプル品や展示会用の機材を持ち込む場合、事前のオンライン申告や「ATAカルネ」が必要になるケースがあります。
免税範囲(2025年)その他物品(お土産等)の免税範囲は£390までです。これを超える場合は申告が必要です。

【オンライン申告の活用】 近年、イギリス税関(HMRC)はオンラインでの事前申告を推奨しています。免税範囲を超える持ち込みがある場合は、到着の72時間前からオンラインで支払いを済ませておくと、空港での手続きが非常にスムーズになります。

空港から市内までの移動手段

イギリス最大の玄関口であるヒースロー空港からロンドン市内への移動は、「スピード」「コスト」「目的地への直通性」のどれを優先するかで最適な手段が異なります。

2025年現在、すべての公共交通機関(鉄道・地下鉄・バス)で非接触型決済(コンタクトレス決済)が利用可能であり、切符を券売機で買う必要はほとんどありません。

1. 鉄道・地下鉄(最速、または最安)

手段所要時間(市内まで)特徴・ビジネス利用のメリット料金目安(片道)
ヒースロー・エクスプレス約15分パディントン駅までノンストップ。車内Wi-Fi・電源完備で移動中も仕事が可能。£25〜(事前予約で£10〜)
エリザベス・ライン約30〜45分シティ(リバプール・ストリート)やカナリー・ワーフへ直通。空調完備で快適。約£13.90〜
地下鉄(ピカデリー線)約50〜60分料金は最安。ロンドン中心部の主要駅に多く停車するが、混雑しやすく荷物が多いと不便。約£5.80〜

※2025年現在、ビジネスパーソンに最も選ばれているのは**「エリザベス・ライン」**です。ヒースロー・エクスプレスより安価でありながら、乗り換えなしで金融街のシティや東部の再開発地区(カナリー・ワーフ)まで到達できるため、タイトなスケジュールの出張には最適です。

2. タクシー・配車アプリ(ドア・ツー・ドア)

荷物が多い場合や、複数人での移動、ホテルへ直行したい場合に適しています。

  • ブラックキャブ(公認タクシー): 空港のタクシーランクからすぐ乗車可能です。料金はメーター制で、市内まで£60〜£120程度。渋滞の影響を受けやすいため、時間に余裕がある場合のみ推奨します。
  • Uber / Free Now(配車アプリ): ロンドンでは日常的に使われています。空港でのピックアップ場所は指定の駐車場(Short Stay Car Park内の指定ゾーン)に限られているため、アプリの指示に従って移動する必要があります。

3. 公共交通機関の支払いルール「Pay as you go」

イギリスの公共交通機関では、切符を買うよりも「Pay as you go」(乗った分だけ後払い)が主流です。

  • 利用可能なもの: コンタクトレス対応のクレジットカード(Visa/Mastercard等)、Apple Pay、Google Pay。
  • メリット: 「1日の支払上限額(Daily Cap)」が設定されており、一定額(ゾーン1-6で£16.30/日)以上はチャージされません。
  • 注意点: 常に同じカード/デバイスを使って「タッチイン(入場)」と「タッチアウト(出場)」を行ってください。異なるデバイス(例:iPhoneとApple Watch)を混ぜて使うと、別のカードとみなされ、上限額が適用されず高額な料金が発生します。

滞在中の注意点(ビジネス慣行・ルール)

イギリスでのビジネスを円滑に進めるためには、日本とは異なる「距離感」と「マナー」を理解しておく必要があります。また、近年の治安情勢やチップのデジタル化についても押さえておきましょう。

1. イギリスのビジネスエチケット

イギリスのビジネス文化は「礼儀正しさ(Politeness)」と「効率性」のバランスで成り立っています。

  • 挨拶とコミュニケーション: 初対面ではしっかりとした握手とアイコンタクトが基本です。日本的な「深いお辞儀」は不要ですが、相手に敬意を払う姿勢は重視されます。
  • 時間は「厳守」が鉄則: イギリス人は時間を非常に大切にします。会議に5分遅れることは、相手の時間を奪う失礼な行為とみなされるため、公共交通機関の遅延を見越して早めに動くのが賢明です。
  • 「Small Talk」の重要性: 本題に入る前に、天気や交通事情、あるいはスポーツ(特にサッカーやラグビー)などの軽い世間話(Small Talk)を挟むのが一般的です。ただし、政治・宗教・王室・Brexit(EU離脱)に関する話題は避けるのが無難です。

2. チップの習慣(2025年最新事情)

キャッシュレス化が進んだ現在、チップの支払い方も変化しています。

  • レストラン: 会計時に「Service Charge 12.5%」とレシートに記載されている場合は、追加のチップは不要です。記載がない場合、またはサービスに満足した場合は、カード決済端末に表示される「Add Gratuity?(チップを追加しますか?)」という画面で10〜15%を選択するのが主流です。
  • タクシー・ホテル: ブラックキャブでは端数を切り上げる程度、ホテルでの荷物運びなどは1〜2ポンド程度が目安ですが、強制ではありません。

3. 安全管理と治安対策

イギリス(特にロンドンなどの大都市)の治安は、日本と比較すると注意が必要です。

  • 「スマートフォン」の盗難に厳重注意: 2025年現在、ロンドン市内で最も多いのが、歩行中に背後からバイクや自転車で近づき、手からスマートフォンをひったくる犯行です。

1日平均200件以上の盗難が発生しており、警察も対策を強化していますが、個人の防衛策が不可欠です。

  • 対策: 路上での歩きスマホは避け、地図を確認する際は建物の中や安全な場所で行ってください。また、スマホ用ストラップ(首掛けや斜め掛け)の使用を強く推奨します。
  • 公共交通機関での荷物管理: 地下鉄やバスでは、バッグは必ず体の前で保持してください。

ビジネスバッグを足元に置くのは、置き引きの格好の標的となります。

  • 夜間のエリア選定: 一見賑やかでも、一本路地を入ると雰囲気が一変する場所があります。

夜間の単独行動は避け、移動にはUberなどの配車アプリを活用することを推奨します。

【出張管理者へのアドバイス】 出張者が現地でスマートフォンの盗難に遭うと、二要素認証ができなくなり、社内システムへのアクセスや連絡手段がすべて遮断されるリスクがあります。

2025年2月には盗難スマホの追跡に関する新法案も提出されるなど対策が進んでいますが、まずはデバイス紛失時のプロトコル(リモートロックやSIM停止の手順)を事前に共有しておくことが、現代の安全配慮義務と言えます。

出国時の手続きとオーバーステイ対策

イギリス出張を終えて日本へ帰国する際、出国審査の手続き自体はスムーズですが、「免税(VAT還付)の廃止」「滞在期限の自動管理」については、最新の状況を正しく理解しておく必要があります。

1. 空港での出国手続きと「免税廃止」の注意点

イギリスには、日本のような「審査官による対面の出国審査」は原則としてありません。パスポートへの出国スタンプも押されませんが、航空会社の搭乗データを通じて内務省(Home Office)に出国記録が自動的に送られます。

  • 免税(VATリファンド)の廃止: かつては空港の税関窓口で買い物の消費税(VAT)還付を受けられましたが、現在は観光客・短期滞在者向けの免税制度は完全に廃止されています。

空港で手続きをすることはできません。

  • 唯一の免税方法(Shop and Ship): 購入した商品を、店頭から直接日本の住所へ別送(直送)してもらう場合のみ、VAT(20%)を除いた価格で購入可能です。

ただし、自身で持ち帰る場合は免税対象外となります。

  • 空港への到着時間: ヒースロー空港などの主要空港は、2025年現在も非常に混雑しています。

出国審査がない分、セキュリティチェック(手荷物検査)に時間がかかるため、出発の3時間前には空港に到着しておくのが鉄則です。

2. オーバーステイ(不法滞在)対策とリスク管理

「うっかり」であっても、許可された滞在期限を超えて滞在することは重大な違法行為(オーバーステイ)となり、将来のビジネス渡航に深刻な影響を及ぼします。

  • 滞在期限の確認: ETA(電子渡航認証)を利用した短期商用の場合、1回の入国につき最長6ヶ月(180日)まで滞在可能です。

2025年より運用されている「Border Crossing System」により、すべての出入国日はデジタル記録されており、1日でも超過すると即座にフラグが立ちます。

  • オーバーステイの罰則:
    • 再入国禁止: 30日を超えてオーバーステイをした場合、その後1年〜10年間にわたりイギリスへの入国が禁止される可能性があります。
    • ビザ申請への影響: わずか数日の超過であっても、将来的に就労ビザや駐在ビザを申請する際、高確率で却下(Refusal)の原因となります。
  • 不測の事態への備え: ストライキや悪天候でフライトがキャンセルされ、やむを得ず期限を超えてしまう場合は、速やかに航空会社から「欠航証明書」を取得してください。

また、万が一に備え、管理者は出張者の滞在期限をカレンダー等で共有管理しておくことを推奨します。

【管理者のチェックポイント】 出張者が現地のプロジェクト延長などで滞在を延ばす場合、「ETAがあるから大丈夫」と安易に判断せず、入国から何日目かを必ず算出してください。

イギリス政府は2025年末にかけて入国管理をさらに厳格化しており、ルール遵守は企業のコンプライアンス上、極めて重要です。

参考リンク・公式情報

1. 入国・ビザ関連(最優先確認)

2. 現地交通・インフラ

  • Transport for London (TfL)
    • ロンドン市内の地下鉄、バス、エリザベス・ラインの運行状況や、非接触決済(Pay as you go)の料金体系を確認できます。
  • Heathrow Express
    • ヒースロー・エクスプレスのチケット予約。早期予約による大幅割引(Advance tickets)もこちらで可能です。
  • National Rail Enquiries
    • ロンドン以外の都市(バーミンガム、マンチェスター等)へ鉄道で移動する際の時刻表・運賃検索に最適です。

3. 日本政府による支援・安全情報

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